TOPICS GreenRockets
NEC SPORTS トピックス
過去の記事

 緑萌ゆる季節、NECグリーンロケッツに新たな6人の『緑の戦士』が加入した。 昨シーズン優勝を果たしたマイクロソフトカップだけでなく、トップリーグと日本選手権の3冠を狙うチームにとっては欠かせない戦力となるはずだ。今回は、そのうちの4人の選手に直撃した!
 


プロフィール

 

(1) 猪瀬佑太(いのせ ゆうた)選手 プロップ

スクラムでの能力もさることながら、そのスピードにも注目! “重くて速い”プロップだ!
1982年3月15日生まれの22歳。身長182cm、体重105?。03年U21日本代表。大阪体育大学卒。中学までは柔道部。常総学院で高校の先生に誘われてラグビーを始める。

(2) 佐藤平(さとう たいら) ロック

ロックとしてのプレーは一級品の“リアル”ロックだ! 長身を活かして、ラインアウトでも核となれ!
1982年2月6日生まれの22歳。身長192cm、体重106kg、99年・00年U19日本代表、02年U21日本代表。法政大学卒。秋田中央高校で先生に誘われてラグビーを始める。

(3) 日高健(ひだか けん) フランカー&No.8

10年ぶりに明治大学から入部。 体力と基本に忠実なプレーがウリの“仕事人”だ!
1981年6月25日生まれの22歳。身長182cm、体重は92kg。03年関東学生代表。明治大学卒。中学時代は野球部。高校からチャレンジしようとラグビーを始める。

(4) 水山尚範(みずやま なおのり) フッカー

負けん気の強さなら“誰にも負けない”! 大学時代も大活躍した、スピードのあるフッカーだ!
1982年3月15日生まれの22歳。身長175cm、体重90kg。00年U19日本代表。法政大学卒。中学時代に、友達に誘われて部活としてラグビーを始める。


『日本一のチーム』の一員になる!


―― まだ、全体練習に参加されて間もないというお話を聞きましたが、グリーンロケッツに入られていかがですか。

水山 「そうですね、大学のときは部員が100人位居ましたので、動きの中でどうしても時間がかかってしまう。ですが、グリーンロケッツでは30人とか40人ほどで、コンパクトに、しかも、無駄なく練習ができる。さらに、コーチが丁寧に教えてくださるのですごく勉強になります。」
日高 「やっぱり水山選手が言ったとおり、集中できるのでテキパキ楽しく練習できます。そして、やっぱりトップリーグの選手は、大学の選手とぜんぜん体、サイズが違いますね!」
佐藤 「あと、メリハリがすごくあると思います。学生時代は、私生活と部活とのメリハリが結構なかったりしていましたが、今は、朝早く起きて仕事をして、そしてグラウンドで練習をし、次の日に備え夜は早く寝るという生活のリズムがすごく良いですね!」
猪瀬 「自分もメリハリが凄いなって思いました。練習前と練習中の雰囲気がガラッと変わる。選手みんなのオン・オフがしっかりしていて、ついさっきまで話していたなと思ったら、いざ練習が始まるとすぐに集中する……。それをすごく感じました。」

―― 大学時代、活躍したみなさんですが、どうしてNECグリーンロケッツを選んだのでしょうか?
猪瀬 「日本一のチームだからです! 大学のコーチに話しを聞いて、自分のプレースタイルにも合っているし、何よりも強いチームに入ることで自分自身をもっと伸ばせるかなと思い選びました。 また、私は茨城県水海道市出身ですのでグリーンロケッツのある我孫子に近いこともあったのですが、最終的には昨年の日本選手権優勝を見て、このチームに行きたいと思いました!」

佐藤 「数チームから声をかけていただきましたが、その中でもグリーンロケッツの練習の雰囲気が一番テキパキして良かったので決めました。それと、法政大学時代から尊敬する浅野さんがいたことも僕には大きかったですね。実は、大学時代は同じ部屋で仲が良かったんですよ!」
日高 「僕は、最初あまり強いところから誘われてなくて……、それで、大学の監督に相談したら、薦めてくれて入ることができたんです。本当に強いところでやりたかったので、グリーンロケッツから話がきたときは、嬉しくて、是非行きたいと思いました」
水山 「自分は、そうですね…、強いところに行きたかった。それで、グリーンロケッツから声をかけてもらったので選びました。自分も佐藤と同じで、大学時代に熊谷さんと同じ部屋で仲が良かったこともあり、いろいろと話しを聞くことができたことが大きかったですね。また、練習の雰囲気も良かったですし。最後は迷うことなく決めることができました。」

―― グリーンロケッツと言えば、やはり日本一のチーム。実際、どのあたりに、凄さとか違いを感じますか?
猪瀬 「全てに凄さを感じますね! その中でも一番痛感することは、みんなウェイトトレーニングをしっかりやっていることですかね。個々の強さはあのウェイトから生まれているんですね。あとは、練習環境ですね。」
日高 「そうですね! 環境もすごく良いですが、選手1人ひとりの基本プレーがしっかりしています。やはり体作りとかの土台があるからでしょうね。それに、選手たちをサポートするチームマネジメントもしっかりしていますね。選手たちはプレーだけに専念できるので、その部分も大きいですね。」
水山 「あと、選手一人ひとりの気持ちが強い。大学とかだと、試合に出られない選手はモチベーションが下がりがちですが、NECにはそういう選手は一人もいなくて、個人個人で目標を立てて取り組んでいるところに凄さを感じますね。」
佐藤 「あと、寮の飯が美味い! 朝からガツガツ食えます(笑)」
 


はやく『緑』のジャージーを着てみたい!

 

―― これから、グリーンロケッツの一員としてトップリーグに参加していくわけですが、みなさんの自信のあるプレーをお教え下さい。
猪瀬 「自分は強いて言えば、プロップですが走れることかなって思っていましたが、社会人のレベルが高すぎて……。 今はその自信さえもなくなってきています(笑)。自分の意識を高く持って、まずは、しっかりと体を作りたいですね。」
佐藤 「自分が学生までにやってきたことは何一つ通用しないのではないかなと思っています。ですが、何か1つこれだけはという自信のあるプレーを見つけていきたいです。あえていうなら、身長が高いのでラインアウトを中心としたプレーに磨きをかけたいですね……」
日高 「僕も、佐藤選手と同じで、現時点でトップリーグで通用するプレーがあるかはなんとも言えません……。 それでも三列(フランカー・NO.8を指す)はタックルが一番重要だとは自覚しています。NECは“ディフェンスが出来てなんぼ”のチームだと思うので、ディフェンスで良いところを見せてどんどんアピールしていきたいですね!」
水山 「自分はフッカーですが、スピードのあるところをアピールしたいですね。 ポイントに行く早さとブローの強さにさらに磨きをかけたいです。目立たないところで、チームに貢献するプレーには自信あります!」

―― 逆に、トップリーグで戦って行く上で、もっと改善していきたいところはありますか?
猪瀬 「体がぜんぜん出来ていないので、ウェイトをしっかりやりたいです。まだまだ、コンタクトにも弱いので、そこを伸ばしていきたいです。」
佐藤 「やっぱり、フィットネスとウェイトですね。今から三年間は、走り込みとウェイトをやってしっかりと体を作りたいですね。」
日高 「僕は全てですね。ウェイトだけでもだめだし、走力だけでもだめ。全部やらないと……。基礎体力をつけて強くなりたいですね。」
水山 「パワープレーをもっと身につけたいですね。スピードやフィットネスが落ちないように、パワープレーもできるように頑張ります!」

―― グリーンロケッツの中で目標にしたり、尊敬している選手はいらっしゃいますか?
佐藤 「やっぱり、浅野さんです。得意としているラインアウトだけじゃなく、密集でボールに絡んだり、ディフェンスも凄いし……。ボールのあるところに、いつもいるっていう運動量が凄いなって思います。」
日高 「みんな凄いですが、中でもマーシュの密集でのボールの絡みは驚きですね。今まで見たことも体験したこともない程の衝撃でした!」

水山 「自分は、熊谷さんと網野さんです。熊谷さんは、もちろん先輩としてもいろんなことを教えてくれるので、心から尊敬しています。プレーももちろんですけど、いろんな意味で人間的に尊敬しています。網野選手は、やはり同じフッカーというポジションで、体重も僕より重いたいけれど、動けますし、ラインアウトのスローワーとしても正確ですし。そのあたりを、一緒にプレーしていく中で吸収していきたいです。」
猪瀬 「同じプロップの石井さんです。 あの体と、『神様』と言われているスクラム技術ですね! しかも34歳という年齢でやっている自己管理もすごい! そういうところをとにかく見習っていきたいです。」

―― トップリーグ1年目、今年の目標をお教え下さい!
猪瀬 「やっぱり専念するのは体作りですね。基礎体力作りをメインで。試合には出たいですけど、とりあえず体がついていかないとチームにも迷惑をかけてしまいますから、しっかり土台は作っていきたいと思います。」
佐藤 「とりあえず今年から、三年間は土台作りです。フィットネスとウェイト、トップリーグで通用する体作りを目指します!」
日高 「僕は1年間、怪我をしないでグラウンドでプレー(練習)し続けることが一番の目標です。」
水山 「僕は、1日でも早くグリーンロケッツの緑のジャージーを着られるようにがんばります!」

 

―― ラグビー選手としての目標をお教え下さい!
猪瀬 「トップリーグ、日本選手権、マイクロソフトカップ、全部の大会で自分が試合に出て日本一になることですね!」
佐藤 「自分は今までのキャリアの中で日本一になったことがないので、日本一になってみたいです。 そして、ラグビー選手である限り、日本代表選手になれるものならなりたいです! あとは、できる限り長くプレーを続けたいと思っています。」

―― 最後に、グリーンロケッツファンに向けて一言お願いします!
水山 「みんながんばっていますので、是非試合を見にきてください!」
日高 「早く試合に出られるようにがんばりますので、応援してください!」
佐藤 「早くジャージーを着られるようにがんばります。応援宜しく願いします!」
猪瀬 「謙虚さと情熱を持って何事にも精一杯取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします!」

―― 長い時間、ありがとうございました!
一同 「ありがとうございました!」

 『強いチーム』の条件は、一人の選手に頼らず誰が試合に出場したとしても、常に同じ強さを発揮できるところにある。グリーンロケッツの目標である『3冠』。それを達成するためには、新人選手といえども、その力が必要になる時があるはず。チーム内でのライバル争いが激しいとの評判のグリーンロケッツ。『緑』のジャージーを着たNEWCOMERSの勇姿を見ることができる時、きっと、グリーンロケッツは昨年以上の強さを発揮しているはずだ。

(取材・文 斉藤健仁)

※同じく新加入選手のヤコ選手と福田選手のインタビューは後日掲載する予定です。

 

おまけ

―― 大学生から社会人になって、がんばっていることはありますか?
猪瀬 「太り気味なので、体は一応ちょっと気にするようになりました(笑)」
佐藤 「たまに忘れますけど、朝走るようになりました。早寝早起きもしています!」
日高 「自分も早寝早起きしています。大学時代とぜんぜん違います。」
水山 「前からきっちりやっていたので別にないですね(笑)」

 
過去の記事へ