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イタリア通信第3回 「イタリアの年末年始」

 

年末となり、寒さも一層厳しくなってまいりました。イタリアでも雪が降り、寒い中を人が行きかっています。皆様はどんなクリスマスを過ごしましたか?今回は、イタリアのクリスマスと年始について、お伝えしますので、皆さんのそれぞれのクリスマスを思い出しながら、読んでみてはいかがでしょうか?

キリスト教信者の多いイタリアではクリスマスは一大イベント、基本的に12月8日からクリスマスのデコレーションなどが飾られ、街はクリスマスムード一色になります。信仰深いクリスチャンの人々にとってはキリスト生誕の祝いを基本としてクリスマスを楽しみます。クリスマスの一般的な過ごし方としては24日の夕食を家族と過ごし、24時になるとみんな教会のミサに行きます。そしてその後は仲のよい友達とカードゲームをしたり、飲みながら会話を楽しんだりして朝まで過ごし25日の昼食を家族で過ごします。テーブルには鳥の料理やケーキなどが並び盛大に行われます。そして年末。「Natale con i tuoi e capodanno con chi vuoi(クリスマスは家族と、新年(大晦日〜)はお好きな人と)」と言われ、基本的に夕食は家族と過ごしますが大晦日の夜にはたいてい仲のよい友達とピアッツァ(街の広場)などで集まり、会う人みんなが挨拶を交わし、トラットリアやディスコや友達の家などに出掛けます。そしてスプマンテ(イタリアのシャンパン)を飲んだりカードゲームをしたり、会話を楽しんだりして朝までハイテンション!!更にはディスコに行って踊ったり、トラットリアやリストランテなどでもみんなで踊りだしたりしてしまうほどみんな騒ぎまくります。ちなみに音楽は結構サルサなどが中心でフリフリに踊ったりしています。日本人とはちょっと踊りの感覚も違うかもしれませんね(笑)。

年末のクリスマスや年越しなどのパーティーやコンサートなどの広告は街の掲示板に貼られ、それを見てみんなどこに行くのかを計画したりします。日本人の観光客がインターネットなどで調べることはちょっと難しいかもしれませんね。年末年始のお店などの休業は日本と同じようにイタリアでも都心部ではクリスマス商戦でお店が日曜日でもオープンするほど活気に溢れています。

しかし基本的には12月の25日(クリスマス)、26日(サン・ステファノの日)、1月1日(新年)、6日(ベファーナの日:御公現の祝日)はほとんどの店舗はお休みになります。時に都心部から離れた地元のお店などでは、12月の24日や31日などはお店を早めに閉めて遊びに出掛けてしまったり。。。

そして新年を迎えたイタリアは6日のベファーナでは、クリスマスの装飾が撤去され、またいつもの街並みに戻ってゆきます。よくイタリア人は夕方にほとんどの人が散歩に出掛ける、ということを聞きますが、さすがに寒い冬では「今日は寒いから散歩はパス!」などとあまり外に出なくなり、北部の街などは結構殺風景になったりするものです。陽気なイタリア人もやはり自然の力には太刀打ちできないんですね。高橋選手の住むヴィチェンツァの街は北部にあり、雪も降ります。きっと今頃寒い中ランニングをしたり、練習後は日本をなつかしんで鍋でも作っているのでは・・・?


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